本レシピはFreeプランにて無料でご利用いただけます。アカウント登録が完了されていない場合は下記よりご登録ください。
Storecoveが受信した請求書データをスプレッドシートへ自動連携する方法を解説します。
レシピを使用するには事前にStorecove Sandbox環境およびGoogle Workspaceの利用契約が必要になります。
0.事前準備
本レシピを利用する前に事前にいくつかご準備いただく必要があります。下記をそれぞれご確認ください。
■Sandboxのアカウント作成
以下のページよりStorecoveのSandboxアカウントを作成します。
https://www.storecove.com/jp/ja/register/
■Legal Entityの登録
Sandbox環境の準備ができましたら、以下のページより請求書の送信者および受信者となる法人"Legal Entity"を作成します。
https://app.storecove.com/en/senders#!/
【入力項目の補足】
・「JP:TIN」は適格請求書発行事業者番号を入力します。
・「JP:LIN」へは13桁の法人番号を入力します。
・「How will Storecove receive the invoices you want us to send to your client?」からは「Storecove API」を選択します。
その他の項目には任意の値を入力して保存してください。
以下はLegal Entityのサンプルです。
■受信請求書テンプレートの準備
本レシピではStorecoveが受信した請求書データをスプレッドシートに展開します。
以下のテンプレートのヘッダーをコピーし、お客様環境のスプレッドシートにペーストしたものをご用意ください。また、同スプレッドシートには項目の補足やサンプルデータを含んでおりますので適宜ご参照ください。
1.マイレシピへの登録
ActRecipeへログインし、メニューの「シェアレシピ」から「Storecove - スプレッドシート連携(sandbox用)」にチェックを入れ、画面下にある登録ボタンを押下します。
メニューの「マイレシピ」から、コピーしたレシピの編集ボタンを押下します。
レシピ名とレシピ説明を任意に入力し、変更した場合は保存ボタンを押下します。
2.Storecove連携タスクの設定
「Storecove - Receiving Documents」を押下し、設定を展開します。
次の内容を入力し、保存ボタンを押下します。
・APIキー:Storecove Sandbox環境のAPIキーを入力します。APIキーは下記ページの「Create New API Key」ボタンより作成できます。
https://app.storecove.com/en/api_keys
・GENERATE STORECOVE RECEIVED DOCUMENT WEBHOOK URL:このボタンをクリックすることで、APIキーに紐づく「Webhook URL」「Header name」「Header value」がそれぞれ生成されます。下記の手順に従ってStorecove側にWebhook情報を登録します。
下記のURLにアクセスし「Create webhook」ボタンをクリックします。
https://app.storecove.com/en/webhooks
「Create a new webhook」ページでは以下の内容をそれぞれ設定し、全ての入力が完了しましたら「Create webhook」ボタンをクリックします。
・Event to notify:「New document received」を選択します。
・Webhook mode:「Push mode:the webhook will be HTTP POSTed to a URL」を選択します。
・URL:ActRecipeで生成したWebhook URLをコピー&ペーストします。
・Authentication:「HTTP Header」を選択します。
・Header name:ActRecipeで生成したHeader nameをコピー&ペーストします。
・Header value:ActRecipeで生成したHeader valueをコピー&ペーストします。
3.スプレッドシート連携タスクの設定
「Google Sheets - Write invoice data」を押下し、設定を展開します。
次の内容を入力し、保存ボタンを押下します。
・「GOOGLE SHEETSにACTRECIPE権限を付与します」ボタン:お客様環境のスプレッドシートへのアクセス権限を付与します。
・スプレッドシートのURL:上記の「事前準備」でご用意いただいたお客様環境のスプレッドシートの共有URLを入力します。
・ActRecipe - Google Drive トークン(オプション):受領した請求データに請求書PDFが含まれる場合はGoogle ドライブにPDFを保存することができます。この設定がブランクまたは誤っている場合、PDFファイルはActRecipeの「ファイル一覧」に保存されます。
・GoogleドライブフォルダーのURL(オプション):PDFファイルの保存先となるGoogle ドライブのURLを入力します。
レシピの実行
本レシピは他のレシピと異なり、ActRecipe上でのレシピの実行は必要ありません。Storecoveが登録された適格請求書発行事業者からの請求データを受信しますと、自動的にレシピが実行され、指定したスプレッドシートに請求データが書き込まれます。スプレッドシートの指定が誤っていた場合にはレシピの実行ステータスが「アラート」となり、受信した請求データはJSONファイルとしてActRecipeの「ファイル一覧」に出力・保存されます。
このレシピで連携できるSaaSについて