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Concur ExpenseまたはConcur Invoiceの仕訳データを使用して、会計システム等のデータフォーマットに合わせた変換を行う方法を解説します。
レシピを使用するにはConcur ExpenseまたはConcur Invoiceの利用契約が必要となります。
0.事前準備
本レシピは、Concur ExpenseまたはConcur InvoiceのProfessional版に対応しております。レシピを利用する前に、SAP ConcurのSFTPサーバーまたはWeb画面上から仕訳データを取得してください。
1.マイレシピへの登録
メニューの「シェアレシピ」から、「SAP Concur Convert」にチェックを入れ、画面下にある登録ボタンを押下します。
続いて「マイレシピ」から、操作メニューより「編集」を選択します。
参考:シェアレシピ・マイレシピとはなんですか?
ヘッダーでは、レシピ名とレシピ説明を変更することができます。
参考:レシピヘッダーでは何を設定すれば良いですか?
2.Concurコンバートの設定
「Concurコンバート」を押下し、設定を展開します。
「Concurコンバート」タスクでは、データマッピングや出力ファイルフォーマットを指定することができます。主な設定項目は以下の通りです。
【出力設定】
- 種別:変換を行うフォーマットの種類を下記より選択します。
PRAE:Concur Invoiceの出力形式
SAE(1行表示):Concur Expenseの出力形式のうち費用と税が1レコードで出力されるもの
SAE(2行表示):Concur Expenseの出力形式のうち費用と税が2レコードで出力されるもの - 出力ファイル種別:出力ファイルの種類を「CSV」または「TEXT」から選択します。
- ヘッダー出力しない:出力ファイルのヘッダーの有無を選択します。
- 文字コード:出力ファイルの文字コードを「utf-8」または「shift_jis」から選択します。
- 区切り文字:出力ファイルの区切り文字を設定します。
- クォート:出力ファイルデータについて「"文字列"」のようにクォートを付与する対象を選択します。
- 桁数を超える処理:下記の「出力フォーマット」において、指定した桁数を超過した場合の処理を選択します。
【出力フォーマット】
出力フォーマットでは、インプットされたデータを用いてどのようなアウトプットとするかを決定します。マッピング項目の増減は下部の「(+)」アイコン、または、右側の「(-)」アイコンより行っていただけます。
- 項目名:出力データのカラム名を入力します。
- 型:出力データの型を指定します。
- 桁数:出力データ項目に桁数制限がある場合は桁数を数字で入力します。
- 出力区分:出力データにどのような値を使用するかを選択します。
固定値:「出力指定」に指定された値をそのまま出力します
参照:「出力指定」に指定された入力ファイルのカラム番号の値を出力します。
(例:「#(1)」と指定した場合は入力ファイルの1カラム目が出力されます)
計算式:Excelとほぼ同様の関数の指定によって出力値を定めることができます。
(例:「#(1)&#(2)」と指定した場合はカラム1,2が結合された値が出力されます - 出力指定:上記の「出力区分」に合わせて出力内容を記入します。
出力指定の条件指定方法のサポートは有償プランにて承っております。詳しくはお問い合わせください。
「Concurコンバート」タスクで設定した値は、ダウンロード/アップロードアイコンによって設定ファイル(JSONファイル)の保存や再利用ができます。
各項目の入力が完了しましたら「保存」ボタンでタスクを保存します。
レシピを実行する (自動実行はこちら)
マイレシピの操作メニューより「実行」を選択することでレシピを実行できます。
画面イメージや履歴の確認方法は以下をご参照ください。
実行画面では「ファイルを選択する」から変換前のファイルを選択します。処理対象のファイルは事前に「ファイル一覧」よりアップロードをお願いします。
ファイル選択後に「実行」ボタンを押下することでレシピの処理が行われます。
レシピの実行結果は「レシピ実行履歴」よりご確認いただけます。
また、レシピによって変換されたファイルは「ファイル一覧」に保存されます。
このレシピで連携できるSaaSについて