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CSVファイル上の従業員情報等を自動取得し、メール等で通知とタスク管理を行う方法を解説します。
レシピを使用するには事前に各種通知アプリの利用契約が必要となります。
【本レシピのご利用イメージ】(対応予定の内容も含みます)
【ご参考動画】
従業員督促レシピの主な特徴はこちらの動画を御覧ください。
1.マイレシピへの登録
メニューの「シェアレシピ」から、「CSVファイル - 従業員督促」にチェックを入れ、画面下にある登録ボタンを押下します。
続いて「マイレシピ」から、レシピ名をクリックするか操作メニューより「編集」を選択します。
参考:シェアレシピ・マイレシピとはなんですか?
ヘッダーでは、レシピ名とレシピ説明を変更することができます。
参考:レシピヘッダーでは何を設定すれば良いですか?
2.CSVファイルの設定
「CSVファイル設定」を押下し、設定を展開します。
「CSVデータファイル」からは通知対象者等を含むCSVファイルを選択します。事前にActRecipeの「ファイル一覧」メニューよりCSVファイルのアップロードして、マスターファイル一覧にチェックするようお願いします。CSVファイルの文字コードは「UTF-8 (BOM無し)」にのみ対応しております。
参考:アップロード/ダウンロードしたデータが文字化けしてしまいます
CSVファイルのヘッダーは以下の通りです。このうち必須項目は「社員番号(対象者)」と「メールアドレス(対象者)」ですので、この2カラムのみのデータをご用意いただいても構いません。
社員番号(対象者),姓(対象者),名(対象者),部署(対象者),役職(対象者),メールアドレス(対象者),社員番号(通知先),姓(通知先),名(通知先),メールアドレス(通知先)
- 詳細検索:CSVファイルから任意の条件で絞り込んだレコードのみを対象とする場合に使用します。検索項目はAND条件で最大10件まで指定ができます。
例えば「"部署(対象者)" が "人事部" に等しい」を指定する場合は下図のように「#()」(いずれも半角)でヘッダー名を括って指定します。
3.対象者条件設定
「対象者条件設定」では、期日情報のチェック対象となる従業員を指定します。通常は「対象者=通知先」を想定しておりますが、通知先を従業員本人以外にすることも可能ですので後述します「通知先の設定」をご覧ください。
「対象者設定」を押下し、設定を展開します。
本タスクでは、以下の設定を行います。
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対象項目:チェック対象の項目を入力します。指定可能な項目は日付項目のみとなります。本対象項目は1件のみ指定が可能ですので、異なる対象項目をチェックされたい場合は新たにレシピを作成してください。複数の対象項目の同時チェックには対応しておりません。
※ CSVファイルの日付フォーマットは「YYYY-MM-DD」のみとなっております。
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フォーマットと設定例は以下の通りです。
- 通常のフォーマット:#([項目名])
設定例:「生年月日」を対象とする場合には「#(生年月日)」とします。
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条件式:上記の対象項目に対して、どのような条件でチェックするかを指定します。項目の内容は以下の通りです。
- 次に等しい:「値」と同じ日付の場合。
例えば、対象項目の日付が「2024/7/31」のものを通知します。 - 現在月に等しい:レシピを実行した月と同じ場合。
例えば、レシピ実行日が「2024/7/31」の場合、対象項目の年月日のうち月が7月のものを通知します。 - 現在日に等しい:レシピを実行した日付と同じ場合。
例えば、レシピ実行日が「2024/8/1」の場合、対象項目の年月日がレシピ実行日と同じ「2024/8/1」のものを通知します。 - 期日前X日以内:「対象項目」の日付から「値」の日数以内前になったら通知をします。
例えば、対象項目の日付が「2024/7/31」、値が「5」の場合、2024/7/26〜2024/7/30の間にレシピを実行したら通知します。2024/7/25以前や2024/7/31以降にレシピを実行しても通知は行われません。 - 期日後X日以降:「対象項目」の日付から「値」の日数以降に通知をします。
例えば、対象項目の日付が「2024/8/1」、値が「5」の場合、2024/8/6以降にレシピを実行したら通知します。2024/8/2〜2024/8/5や2024/7/31日以前にレシピを実行しても通知は行われません。
- 次に等しい:「値」と同じ日付の場合。
- 値:条件となる値を数字で指定します。
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条件式:上記の対象項目に対して、どのような条件でチェックするかを指定します。項目の内容は以下の通りです。
- 通常のフォーマット:#([項目名])
- 通知名:管理用の名称となります。通知名は送信するメールの件名と後述します「データベース」内の識別名称となります。件名にはCSVファイルの項目名(※)を変数として使用することができます。
- メッセージ:メールや各種アプリに通知される本文を設定します。本文にもCSVファイルの項目名(※)を変数として使用することができます。
- 対象者メールアドレス:CSVファイル上の対象者のメールアドレスが入力されたカラムを「#([カラム名])」のフォーマットで指定します。例えばカラム名が「メールアドレス(対象者)」の場合は「#(メールアドレス(対象者))」と入力します。
※ 例えば「生年月日」を変数として使用する場合は「#(生年月日)」と指定します。
4.通知先設定
「通知先設定」では、従業員本人を含む任意の条件で通知先を指定することができます。
「通知先設定」を押下し、設定を展開します。
このタスクでは、以下の設定を行います。
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宛先条件:メール等を通知する宛先を条件によって指定します。プルダウンの項目の内容は下記の通りです。
- 本人:対象者設定のタスク内の「対象者メールアドレス」で指定した宛先に送信します。
- 通知先:ヘッダーが「メールアドレス(通知先)」となっている宛先に送信します。名称は完全一致している必要があります。
- 任意:CSVファイル上の任意の従業員項目に該当する従業員に通知を送信することができます。例えば「部署(対象者)」の値が「人事部」の人を対象とする場合には下図のように指定します。
5.通知アプリ設定
「通知アプリ設定」では、通知先のアプリの指定や履歴管理およびリマインドの有無を設定できます。
「通知アプリ設定」を押下し、設定を展開します。
このタスクでは、以下の設定を行います。
- 履歴管理(オプション):本項目にチェックを付けるとActRecipeの左メニューにある「データベース」に、通知先や対象者の履歴がレシピ単位で保存されます。履歴管理を有効にすることで事前の検証やリマインドを行うことができますので、本オプションの有効化を推奨します。
- リマインド(オプション):本項目にチェックを付けると通知メール等で「完了済みにする」としていない通知先に対して通知を再送することができます。リマインドはレシピの再実行のタイミングで行われますので、通知内容を確実に履行させたい場合には本オプションを有効化した上でレシピを再実行するか、レシピの自動化設定してください。リマインドの使用は上記の「履歴管理」を有効にする必要があります。
-
通知アプリ:通知先のアプリを指定します。
- なし:どこにも通知が行われません。対象者や通知先を確認したい場合は「なし」を選択し、後述の「履歴管理」を有効にした上でレシピを実行してください。
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メール:「メール」を選択すると「通知先設定」で指定した宛先がToに設定されます。Ccを設定する場合は任意のメールアドレスを指定します。複数ある場合にはカンマ区切りで入力します。 ※ ToとCcのメールアドレスが同一の場合にはCcを削除して、通知します。
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Slack:「Slack」を選択すると、Slackで通知を行います。通知は、CSVファイルの従業員情報のメールアドレス同一のメールアドレスを持つSlackワークスペースのアカウントに対して行われます。設定手順は以下の通りです。
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通知アプリで「Slack」を選択します。
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「トークンを取得する」ボタンをクリックします。
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別タブでSlackの認証画面が開きますので「許可する」ボタンをクリックします。
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別タブでSlackの認証画面が開きますので「許可する」ボタンをクリックします。
- 認証が完了すると、トークンがメールで届きます。
-
届いたトークンをActRecipe画面内の「ActRecipe Reminderトークン」に貼り付けて保存します。
※ Slackワークスペースの管理者しかアプリを追加できない場合があります。
トークンは再利用できます。 - 通知対象のアドレスがSlackワークスペースに登録されているアカウントであれば、そのアカウントへActRecipe Reminderから通知が届きます。
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通知アプリで「Slack」を選択します。
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LINE WORKS:「LINE WORKS」を選択すると、LINE WORKSで通知を行います。通知は、CSVファイルの従業員情報のメールアドレス同一のメールアドレスを持つLINE WORKSのアカウントに対して行われます。LINE WORKSへの通知を行うには事前に下記のページをご覧いただき、Botアプリの公開をご対応ください。
LINE WORKSのBotアプリの作成・公開方法
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設定手順は以下の通りです。
- クライアントID:LINE WORKSのアプリを作成することで発行される「Client ID」の値を入力します。
- クライアントシークレット:LINE WORKSのアプリを作成することで発行される「Client Secret」の値を入力します。
- 「APPROVAL URLを生成する」ボタン:上記2点を入力後にクリックするトークンの取得が可能となります。
- トークンを取得する:クリックすると別画面でトークンが生成されるため値をコピーします。
- ActRecipe LINE WORKS トークン:上記のトークンの値をペーストします。
- Bot ID:LINE WORKSのBotを作成することで発行される「Bot ID」の値を入力します。
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設定手順は以下の通りです。
レシピを実行する (自動実行はこちら)
レシピの編集画面の上部の「レシピ実行」、または、マイレシピの操作メニューより「実行」を選択することでレシピを実行できます。
画面イメージや履歴の確認方法は以下をご参照ください。
レシピが実行されるとActRecipe内にCSVファイルから取得したデータを一時保存し、そのデータや差分をチェックして通知アプリに通知が行われます。通知およびリマインドを自動化されたい場合は下記ページをご確認ください。
また「履歴管理」を有効にしている場合には、ホームメニューの「データベース」に対象者や通知先の履歴が保存されます。「プレビュー」アイコンをクリックすることで以下の詳細情報を確認することができます。また、画面左上の「エクスポート」よりデータベースの内容をCSVファイルに一括出力することができ、画面右上の「レシピの詳細を表示」から、データベースの元となったレシピの編集画面を開くことが可能です。
データベースへの出力項目は下記の通りです。
通知名,通知日時 (日本標準時),最終リマインド日時 (日本標準時),リマインド回数,確認日時 (日本標準時),社員番号(対象者),姓(対象者),名(対象者),部署(対象者),役職(対象者),メールアドレス(対象者),社員番号(通知先),氏(通知先),名(通知先),メールアドレス(通知先),メッセージ
各項目の内容は以下の通りです。
- 通知名:レシピで設定した通知名が表示されます。
- 通知日時 (日本標準時):通知した日時が日本時間で表示されます。
- 最終リマインド日時 (日本標準時):最後にリマインドを行った日時が日本時間で表示されます。
- リマインド回数:リマインドの回数が表示されます。
- 確認日時 (日本標準時):通知メッセージ内の「完了済みにする」ボタンを最後にクリックした日時が日本時間表示されます。
- 社員番号(対象者):対象者の社員番号が表示されます。
- 姓(対象者):対象者の姓が表示されます。
- 名(対象者):対象者の名が表示されます。
- 部署(対象者):対象者の部署が表示されます。
- 役職(対象者):対象者の役職が表示されます。
- メールアドレス(対象者):対象者のメールアドレスが表示されます。
- 社員番号(通知先):通知先の社員番号表示されます。
- 氏(通知先):通知先の姓が表示されます。
- 名(通知先):通知先の名が表示されます。
- メールアドレス(通知先):通知先のメールアドレスが表示されます。
- メッセージ:通知したメッセージが表示されます。改行されたメッセージは半角スペース区切りで一行に表示されます。
【留意事項】
- メール送信やアプリ通知はキャンセルすることができませんので事前に「対象者」および「通知先」の内容確認を行ってください。
- 1つのレシピで指定できる条件は1件のみとなります。複数の種類や同一種類の通知を複数利用されたい場合はシェアレシピから本レシピをマイレシピに複数登録してご利用ください。
- 通知先がメールの場合の送信元メールアドレスは「noreply@actrecipe.com」となります。
- 本文中に指定した変数に値を持たない場合は「_BLANK_」が出力されます。
- 「通知先」または「対象者」を変更するとデータベースの値がリフレッシュ(削除)され、新たな条件のデータで上書きされます。
- レシピ1つあたりに生成されるデータベースは1件です。
- レシピを削除するとレシピに紐づくデータベースは非表示となります。過去の履歴を管理されたい場合はレシピを削除せずに残してください。
- 同一条件での再通知は行われません。再度同じ内容で通知したい場合はレシピの再作成をお願いします。
- 通知先に設定しているメールアドレスに誤りがありますと正しく通知・リマインドされませんので、新しくレシピを作成した上で正しいメールアドレスの設定をお願いします。