■概要
このページでは、ActRecipeで提供されている従業員督促レシピにおける通知設定のパターンを、ユースケースごとに分かりやすく整理しています。
督促レシピには複数のオプション(初回通知、通知対象、履歴管理、リマインドなど)が存在し、それぞれの組み合わせによって挙動が異なります。
このページを参考にすることで、運用方針に最も適した通知設定を選ぶことができます。
■本ガイドの対象者
- ActRecipeにおける通知設定を担当されている方
- 従業員へのリマインド運用に課題をお持ちのご担当者
- 督促レシピの挙動や運用ルールを正確に把握したい方
■対象レシピと関連情報
本ページの内容は、以下のレシピに該当します:
■本ページで扱う設定項目について
以下の4つの設定項目の組み合わせによって通知の動作が変わります:
- 初回通知を有効にする(初回実行時に通知を送るか)
- 通知対象(全社員 or 条件を満たすカスタム対象)
- 履歴管理(通知・タスク実行状況を記録)
- リマインド(通知未確認・タスク未実行の人への再通知)
これらの組み合わせを整理したユースケース別パターンを、以下に記載します。
■ユースケース①:全従業員に毎回通知を送る
例:全従業員に毎月通知を送りたい場合
(レシピの自動化設定で「毎月1回実行」などのスケジューリングを設定または、毎月の手動実行が必要です)
- 初回通知を有効にする:〇
- 通知対象:全員
- 履歴管理:〇(または ×)
- リマインド:×
-
備考:レシピ実行の都度、全従業員に通知されます。
※Freeプランではレシピの自動実行をご利用いただけません。Freeプランの制約は下記ページをご覧ください。
Freeプランの概要
■ユースケース②:追加社員+未確認者にのみ通知(リマインドあり)
例:新入社員+前回通知を確認していない社員にのみ送信したい場合
- 初回通知を有効にする:〇
- 通知対象:全員
- 履歴管理:〇
- リマインド:〇
- 備考:履歴とリマインドを併用し、適切な対象者へ限定通知されます。
■ユースケース③:カスタム条件で初回から通知し、以降は追加対象者のみ
例:対象者が限られる通知を初回から開始し、対象が増えた場合に追って通知したい場合
- 初回通知を有効にする:〇
- 通知対象:カスタム
- 履歴管理:〇
- リマインド:不要
- 備考:特定条件を満たす社員にのみ通知。履歴をもとに追加者のみ通知対象とします。
■ユースケース④:カスタム条件+追加対象者+リマインド対象へ通知
例:条件を満たした新入社員+未確認の社員に再通知したい場合
- 初回通知を有効にする:〇
- 通知対象:カスタム
- 履歴管理:〇
- リマインド:〇
- 備考:精密に管理した通知運用が可能。自動追跡で通知漏れを防止します。
■ユースケース⑤:初回は通知せず、2回目以降に新規対象者のみ通知
例:運用開始後から通知を始めたい/初回は確認用として実行だけしたい場合
- 初回通知を有効にする:×
- 通知対象:全員 または カスタム
- 履歴管理:〇
- リマインド:〇(または ×)
- 備考:本番運用前に初回通知を無効化し、対象者が揃ってから通知可能です。