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Azure Files上の共有フォルダドキュメントを他のフォルダへ連携・保存する方法を解説します。
レシピを使用するには事前にMicrosoft Azureの利用契約が必要になります。
0.事前準備
Azure環境にて事前に「ストレージ アカウント」と「共有フォルダ」を作成する必要があります。
- Microsoft Azureのホーム画面から「ストレージ アカウント」を検索・選択します。
- 「作成」アイコンをクリックします。
- 画面に従って必要な情報を設定し、ストレージ アカウントを作成します
ストレージ アカウント作成時には必ず以下の2項目をご指定ください。異なる項目を選択している場合はファイル共有ができなくなる場合があります。
- パフォーマンス:Premium
- Premium アカウントの種類:ファイル共有
- 作成したストレージ アカウントをクリック後に「アクセス キー」をクリックし、「接続文字列」をコピーしておきます。
メニュー補足:ホーム>ストレージ アカウント>[該当の名前をクリック]>アクセス キー - また「ファイル共有」から任意の名称でファイル共有を作成しておきます。
メニュー補足:ホーム>ストレージ アカウント>[該当の名前をクリック]>ファイル共有
1.マイレシピへの登録
メニューの「シェアレシピ」から、「Azure Files間連携」にチェックを入れ、画面下にある登録ボタンを押下します。
続いて「マイレシピ」から、操作メニューより「編集」を選択します。
参考:シェアレシピ・マイレシピとはなんですか?
ヘッダーでは、レシピ名とレシピ説明を変更することができます。
参考:レシピヘッダーでは何を設定すれば良いですか?
2.コピー元のAzure Filesの設定
「Azure Files - Get files」を押下し、設定を展開します。
次の内容を入力し、保存ボタンを押下します。
- 接続文字列:事前準備で取得した接続文字列を入力します。
- 共有名:事前準備で作成したファイル共有名を入力します。
- 配置先フォルダパス:ファイルを取得するのフォルダパスを入力します。入力しなかった場合、ドキュメントライブラリ直下の全てのファイルが取得されます。(記入例:テストフォルダ)
- ファイル指定(正規表現)(オプション):取得対象のファイルを正規表現によって指定することができます。指定しない場合は全てのファイルを取得します。
正規表現については下記ページをご参照ください。
正規表現とは何ですか? - サブフォルダ内のファイルも取得する(オプション):デフォルトではサブフォルダはコピーされません。チェックが付いている場合は「配置先フォルダパス」で指定したフォルダ内のサブフォルダも連携対象とします。なお、チェックが付いている場合もファイルを含まない空のフォルダはコピーされません。
- ファイルが存在しない場合にエラーにしない (オプション):新たに取得するファイルが存在しない場合にエラーとしない場合はチェックを付けます。チェックがない場合、かつ、対象ファイルがない場合はレシピ実行がエラーとなります。
- 重複取得をする (オプション):過去にコピーをしたファイルを再度コピーする場合はチェックを付けます。デフォルトでは常にユニークなファイルのみが取得されるため重複処理は行われません。
3.コピー先のAzure Filesの設定
「Azure Files - Upload files」を押下し、設定を展開します。
次の内容を入力し、保存ボタンを押下します。
- 共有名:事前準備で作成したファイル共有名を入力します。
- 配置先フォルダパス:ファイルを取得するのフォルダパスを入力します。入力しなかった場合、ドキュメントライブラリ直下の全てのファイルが取得されます。(記入例:テストフォルダ)
- 同名ファイルが存在する場合、ファイルを更新する(オプション):チェックを付けると同一ファイル名が既に配置先フォルダパスに存在していた場合にファイルを上書き更新します。チェックを付けない場合はAzure Filesへのファイルの保存はキャンセルされ、レシピが正常終了します。
- ファイルが存在しない場合にエラーにしない(オプション):チェックを付けると保存対象のファイルが存在しない場合にレシピ実行を成功またはアラートとします。チェックを付けない場合はレシピ実行がエラーとなります。
4.コピー元のファイルの設定
「Azure Files - Delete files」を押下し、設定を展開します。
次の内容を入力し、保存ボタンを押下します。
- コピー元のファイルを削除する(オプション):デフォルトではコピー元のファイルは削除されません。このチェックが付いている場合はコピー完了後にコピー元のファイルが削除されます。「サブフォルダ内のファイルも取得する(オプション)」を有効にしている場合はサブフォルダおよびフォルダ内のファイルも削除されます。ファイルを含まない空のサブフォルダは削除されません。
レシピを実行する (自動実行はこちら)
マイレシピの操作メニューより「実行」を選択することでレシピを実行できます。
画面イメージや履歴の確認方法は以下をご参照ください。
実行に成功すると、コピー元のファイルおよびフォルダがコピー先のフォルダにも保存されます。
このレシピで連携できるSaaSについて